おしゃれな女性ほど薄毛になってしまう?髪型との関係とは?
おしゃれな女性は、ファッションやメイクだけではなくヘアスタイルにも細かい気配りをしています。
しかし、ヘアスタイルへの気配りが薄毛を引き起こしてしまうこともあるのです。
最近人気になっているローポニーテールやくるりんぱ、ニュアンステールなどは、短時間でもおしゃれなヘアスタイルになれますね。
また、定番のポニーテールも手軽に髪をスッキリまとめられます。
こういった髪型はセットする範囲が狭いので、育児などで忙しいママでも、おしゃれなヘアスタイルを楽しめるでしょう。
ですが、毎日髪の毛を引っ張って束ねていると、毛根組織に大きな負担をかけます。
例え結び目の引っ張る力が強くなくても、髪をまとめるとその重みで負担がかかります。
常に負担がかかれば、ダメージが蓄積するので髪の成長が滞りってしまい、薄毛を招くことになるのです。
髪を引っ張ることで起こる薄毛は、「牽引性脱毛症」と呼ばれています。
牽引性脱毛症になっても髪を結び続けると、抜け毛の量はどんどん増えて進行します。
ゆるく結んでいるから大丈夫と思うかもしれませんが、毛根組織は必ずダメージを受けます。
ですので、髪を毎日結ぶのはやめましょう。
おしゃれのために、カラーリングやパーマをしている方も多いでしょう。
カラーもパーマも昔と比べれば、髪や頭皮への刺激はかなり軽減されています。
だからといって、ダメージを与えないということではありません。
刺激が少ないのと刺激がないのでは、髪や頭皮への負担はまったく異なります。
しかも、カラーやパーマによる刺激はドライヤーやヘアアイロンと比べると段違いに強く、スタイリングの中でもっとも抜け毛のリスクが高いと言われています。
またカラーは持ちが悪いので、2ヶ月から3ヶ月おきにリタッチする必要がありますし、パーマも取れたらかけ直さなくてはいけません。
これを繰り返していると、毛根組織には大きな負担がかかってしまうため、結果的に薄毛が発症するのですね。
もちろんヘアスタイルはおしゃれの一部です。
ですが、薄毛になってしまったらアレンジも楽しめないので、負担のかけすぎには注意しましょう。